上腹部検査のご案内(肝・胆・膵・腎・脾)
CT検査で上腹部の断層写真を撮影し、主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などの異常を調べます。腫瘍マーカーと組み合わせることで肝臓がん・膵臓がん等の診断に役立ちます。
(胆嚢ポリープなど超音波検査の方がCT検査よりもわかりやすい疾患もあります)
検査項目 | 検査内容・寸評 | 金額(税込) |
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上腹部CTセット ※1 | 上腹部CT(肝・胆・膵・腎・脾)・腫瘍マーカー(AFP・PIVKA-Ⅱ・CA19-9・エラスターゼ1) | ¥17,600 |
※1 妊娠中・妊娠疑いの方は受診できません。
- 価格に関するご注意
- 健康保険組合、各種団体の契約により補助金制度が適用される場合や追加料金が生じる場合がございます。実際のご負担金額については、ご加入の健康保険組合、お勤め先にお問い合わせください。
上腹部CTとは
CT装置の中心にある大きな穴に体を横たえ、X線をあてて体の横断面を観察する検査です。
上腹部CTで検査可能な臓器は主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大動脈です。それ以外にも副腎、腹腔内リンパ節、腸間膜にある病変等の観察が可能です。
CTはガスや脂肪のためにエコーでは見えにくい深部臓器の描出が可能です。
春日クリニックの検査方法
- まず検査台に仰臥して頂きます。
- 撮影前に体の位置を合わせます。その際にお体に触ることがあります。 検査位置がずれないように検査終了まで、体を動かさないでください。
- 1回の撮影毎に10~20秒程度の息止めを行なって頂き、それを数回繰り返します。5~10分という短時間で苦痛なく終了します。検査中の様子は操作室から見えますし、何か不都合が生じましたらお声をおかけください。
注意事項
当院では造影剤を用いた検査は行っておりませんので、疾患によっては写りにくい場合があります。特に膵臓や胆道系を詳しく調べたい方は、膵臓・胆道MRCPセットをおすすめします。
人間ドックや健康診断で行うCT検査では一定間隔の横断面を撮影しますので、小さな病変が描出されないことがあります。
X線を使った検査ですので、妊娠中の方はご遠慮ください。