季刊誌「お元気ですか」2008年7月号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
夏の暑さと上手に付き合いましょう
梅雨が終わり日差しも強くなり、いよいよ夏本番となりました。皆様、体調はいかがでしょうか。
今から夏の暑さと上手に付き合う工夫をしていきましょう。高温多湿な日本の夏は、体の活動が10パーセントダウンするといわれています。
日頃、過密スケジュールの方もご自分の予定を調節し、体や心を休ませる時間を意識して作りましょう。もちろん、十分な睡眠や適度に体を動かすことも大事です。

また、食事をおろそかにしないことです。夏は冷たい麺類や甘い飲み物を多くとり、食事全体のバランスがくずれがちになります。口当たりのいいものばかり召し上がっていると、必要な栄養素が不足気味になります。
夏バテの原因のひとつとしてビタミンB1不足がよくいわれますが、ビタミンB1が不足すると、疲労物質が体内に溜まり疲れやすくなります。ビタミンB1を多く含むウナギを、土用の丑の日に食べる昔からの習慣は理にかなったものです。また、豚肉もビタミンB1を豊富に含んでいることはよく知られています。
しかし、毎日ウナギや豚肉ばかり食べるわけにもいきません。そこでビタミンB1の含有量の多い食品をさがしてみると・・・・ありました。胚芽米です。女性用のご飯茶碗に普通盛り1膳分(200g程度)を毎食いただけば、豚肉料理と同じ程度のビタミンB1が期待できます。これなら無理なく習慣化できるのでないでしょうか。
また、できる範囲で食事を主食・主菜・副菜と、そろえたものにしていきましょう。
(管理栄養士 花里 映里)
工夫しよう夏の運動

暑い夏の運動は、他の季節に比べて体温調節に最も気をつけなければなりません。熱中症の原因になるからです。場合によっては、命の危険もあります。
熱中症の一番の予防法は水分補給です。
のどが渇いてから飲むのでは遅いといわれています。運動中、定期的に水分補給を心がけましょう。
温かいものより、冷たい飲み物が身体に吸収されやすいといわれています。また、身体は発汗により体温調節をしますが、流れるような汗、汗びっしょりの場合は、体表面から熱が逃がされにくくなりますので、汗をふいてあげましょう。
運動をする時間帯ですが、午前中、または夕方など涼しい時間帯がおすすめです。服装も、熱が逃げやすい素材のもの、そして帽子をかぶるなどが大切です。
その他にも夏の運動は疲労がたまりやすくなります。運動の時間や強度を普段より低く設定することも必要かもしれません。疲労回復をはかるには、しっかり睡眠をとるために寝やすい涼しい環境をつくることもおすすめです。
(ヘルスケアトレーナー 高田和明)
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