季刊誌「お元気ですか」66号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
冬の血圧にご注意!
冬になると、心筋梗塞や脳梗塞などの発作を起こして救急車で搬送される患者さんが多くなるといわれています。
その原因は冬の寒さからくる血圧上昇です。血圧はとてもデリケートで、午前中と午後で測定値が違いますし、咳やクシャミをしただけでも
血圧が上昇することもあります。特に冬は血圧を上げないために日常生活で注意が必要です。
冬に血圧が高くなる原因
・寒いと血管の収縮が起こる
・塩辛いものを食べがちになる
・運動不足になりがちになる(体重増加)
などが考えられています。
日常生活での予防策
・入浴時などの温度差に気をつけましょう
家の中でも温度差が発生しています。特に玄関や浴室、トイレなどはリビングに比べ室温が低い場合が多いので、浴室を暖めておくなど工夫をしましょう。また、外に出るときは上着やマフラーなどの防寒対策を忘れずに。
・運動をしましょう
寒いからといって、室内に閉じこもってばかりいないで、日中の暖かい時間を利用して適度な運動を行ないましょう。
運動を始める前には、必ず準備運動をしてから、徐々に体をならしてください。
・塩分を控えましょう
高血圧の方の場合、塩分6g以下が理想とされています。冬に飲む機会が多い温かい汁物は塩分の多いものがあります。調理をする際には塩分を控えましょう。
・ストレスを溜めない生活をしましょう
精神的な緊張などによっても血圧は上昇します。ストレスを溜めないよう上手に気分転換をしましょう。また、十分な睡眠をとり、節酒、禁煙も重要です。
治療中の人が運動を行なう際には、主治医にご相談の上行なうようにしてください。また、舌がもつれる、めまいやふらつき、手足が動かなくなる、しびれるなどの症状に気づいたら、すぐに治まったとしても放置せず、早めに専門医の診察を受けましょう。まだまだ寒さが続きますが、元気で健康的に冬を乗り切りましょう!
(保健師 鈴木 博子)
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