季刊誌「お元気ですか」65号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
カルシウム不足に気をつけましょう
日本人に不足しがちな栄養素の一つとして、カルシウムがあります。
1日にとりたいカルシウム量は800mgです(日本骨粗鬆症学会ガイドライン2006より)。皆様は足りてるでしょうか?自分の好きなものを中心に食事をとっていたり、無理なダイエットを続けていたりすると、カルシウムの摂取不足につながります。
表にあるように牛乳コップ1杯飲めば、摂取量の1/4をとることができます。
カルシウムの吸収率は牛乳が一番高いとされており、ぜひ毎日忘れずに飲んでいただきたいものです。牛乳が苦手な人はコーヒーに入れたり、同じ乳製品のヨーグルトなどをとると良いでしょう。
毎朝ヨーグルトを食べる、3時のカフェオレを飲む、といったように、毎日の習慣にすることがとても大切です。
しかし、おいしいからといって、1日に3杯も4杯も牛乳を飲んでしまってはカロリーオーバーにつながります。体重が気になる人は1日コップ1杯くらいまでとし、あとは海草・小魚・豆腐などから上手にとるとよいのではないでしょうか。
「私は、豆乳を毎日飲んでます」とおっしゃる人が、最近増えてきたように感じます。
豆乳は鉄分を豊富に含み、脂肪は血中のコレステロールを下げる働きがあります。けれどもカルシウム量からいくと、牛乳の1/3以下になります。
カルシウム不足が気になるなら、同じ大豆製品の豆腐の方が供給源になります。
骨粗しょう症予防に欠かせないのが、カルシウムとともにビタミンDがあります。ビタミンDはきくらげやほししいたけなどの茸類、卵、鮭やかじきなど魚類に多く含まれます。また、ビタミンDは紫外線を浴びることにより、体内でも合成されます。外に出て体を動かすのに適した季節となりました。ご自分に合ったペースでウォーキングなどの運動を心がけましょう。
管理栄養士 花里映里