季刊誌「お元気ですか」64号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
野菜をとりましょう
皆様は、いつもお昼に何を召し上がっていらっしゃいますか?忙しいときは立ち食いソバやコンビニ弁当ですませたり、時間にゆとりがある時はランチのコース料理にしたり、自宅ならば麺類でサッと終わらせたり……。
食事をなさる時にちょっと頭の隅に浮かべていただきたいのが、副菜、つまり野菜料理を摂っているかどうかということです。野菜が足りないと、主食(ご飯やパン、麺類)、主菜(肉、魚等)の量がオーバーになりがちです。それが、カロリーや脂肪の過剰摂取につながっていきます。
『体にいいものって、値段が高いんだよね。それに、太っちゃう食べ物って 安くておいしいんだよねぇ。』
以前、食事の相談にいらした人に、コンビニでお昼を買うなら、サラダも一緒に選ぶといいですね、とお話したときに返ってきた言葉です。
その人がコンビニでそろえる昼食は、おにぎり2個にコロッケパンのような惣菜パンとペットボトルのお茶、といった組み合わせのものでした。
確かに、コンビニで売っているサラダの半分の値段で、ハンバーガーやフライドチキン、中華饅頭にメロンパンなどを買うことができます。
おいしくて、食べ易いそちらに手が伸びてしまいそうです。また、お店でランチにパスタセットを食べても、一緒に付いてくるのは小さなお皿にレタスときゅうりがほんの少しのサラダ。もう一品野菜サラダを別に注文すると、ちょっとお財布に響いてきそうです。
そんな時は野菜ジュースを召し上がるのはいかがでしょうか。
今は、スーパーでもコンビニでもいろいろな種類の野菜ジュースが並んでいます。いろいろ試してみるのもいいかも知れません。ラーメン1杯でお昼を済ませた時でも、仕事に戻る前に野菜ジュースを買って飲めば、それだけで昼食の栄養バランスは変わってきます。
ただ、野菜ジュースばかりに頼っていたのでは食物繊維を充分に摂ることができません。
不足しがちとされる食物繊維の不足は野菜料理を摂ることによって解消できます。
ですから、家で食事をするときはサラダ、おひたし、煮物、酢の物などで、野菜をたっぷり召し上がってください。食事に野菜料理がはいることで、食事の栄養バランスも充実してきますし、噛む回数が増えて早食い防止にもつながります。
管理栄養士 花里映里