季刊誌「お元気ですか」57号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
スポーツの秋・怪我に気をつけて
暑い季節が終わり、運動するのに快適な季節、スポーツの秋がやってきました。
多くの学校や地域では、運動会や様々なスポーツ大会が体育の日前後に催されます。
普段、運動をしていなくても、この時ばかりはと張り切って参加する人も多いでしょう。
ところが、この時期は運動中の怪我により救急車で搬送される人も多いのだそうです。アキレス腱断裂や肉離れなどの怪我は、過去に運動経験があって無理をして動いた人に起きる場合が多いようです。
私の知り合いだけでもアキレス腱断裂は5人もいます。
怪我を避けるには、まずは無理をしない事です。私の別の知人で、かつて体育系の大学のテニス部のレギュラーだった現在40歳代の人は、今でも自身のトレーニングの他に動きながら指導も行なっていますが、3歩までしかボールを追いかけて走らないのだそうです。
もちろん、どこに相手からのボールが来るのかという予測の能力も優れた人ですが、怪我をしないように無理な事は避けるという姿勢を持つことは、とても大切です。
もし右足のアキレス腱を断裂してしまうと車の運転などはできませんし、リハビリに1年近くかかってしまう場合もあり、仕事や日常生活に支障を来たしてしまいます。
それでもやはり思い切り動きたいという人は、日々のトレーニングをして筋力を充分につけておきましょう。
腱の柔軟性も低下しているので、急に激しく動くのではなく、逸る気持ちをグッと抑えてストレッチを10~20分行なってから徐々に身体を温めてから運動強度を上げていきましょう。
怪我だけではなく、心疾患などにより倒れてしまう人もいらっしゃいます。胸痛や疲労感、息切れ、めまい、不快感などを感じたら、必ず安静にし早めに検査を受けることをおすすめします。
皆様がスポーツの秋を元気に楽しむことを願っています。
(ヘルスケアトレーナー 原田 健)