噛む事が脳の満腹中枢を刺激し、極端な食欲を抑え、食べ過ぎにブレーキをかけるという事はご存じの方も多いかと思います。
しっかりよく噛まないで、パクパクと早食いをしていると、満腹中枢が"もう充分、お腹いっぱいですョ"と伝えてくれる前に、食事量がオーバーになり、食べ過ぎにつながります。それが肥満を招く要因になっています。
よく噛むという行為は、肥満防止だけではないことが解ってきています。そのひとつに、脳に与える影響があります。噛むことで脳の血流量が増加し、活性化します。ネズミの歯を抜くと学習や記憶能力が低下するという実験データもあり、ヒトでも咀嚼の低下が認知機能に影響を与えている可能性があるということです。
また、柔らかいものよりも、硬い食べ物のほうが脳は活性化するということです。私たちは、日頃柔らかいものを好む傾向があります。ラーメン・餃子・カレーライス・うどん・そば・・・・。日本人が好む料理ランキングの上位を占めるメニューは、どれもよく噛んで食べるものとは言い難いです。歯ごたえのある食べ物(生の人参・セロリ・キャベツ・キュウリ・するめいか・酢だこなど)を意識してとると、脳が活性化し、何かいいアイデアが生まれてくるかもしれません。