季刊誌「お元気ですか」2009年7月号インデックス
※文中の肩書は取材当時のものです。
水分補給していますか
皆さんは一日に水分をどのくらいとっていますか。スポーツ時や、夏場は特に熱中症予防に"水分補給"のフレーズをよく耳にします。では、なぜ水分補給が必要なのでしょうか。水分は体内で様々な役割を担い、生命を維持しています。
《水分の役割》
- 血液となって酸素や栄養素を運搬する
- 体液となって細胞の働きを助ける
- 老廃物を排出する
- 体温調節作用
体内で水分が不足すると、いわゆる脱水状態となり、各臓器の機能低下を招き、最悪生命に危険を及ぼす可能性もあります。このように身体に必要不可欠である水分は、なんと体内で、1日に180リットルも使用されているのです。その中で、1日に排
出される量は約2~3リットルほどと言われています。不要な老廃物を外へ出し、キレイな身体へリセットしていくのです。それに伴い、失った水分量と同じらい、新しい水分を体内へ補う必要があります。量は1日に約2~3リットルです。このうち、私達は食べ物や、体内での代謝によって生じる水分を、まず取り込みます。それ以外を口から飲む水で、約1.2~1.5リットル摂取する必要があるのです。

慣れない方は「そんなに飲めない・・・・・・」と思うかもしれません。まずは身体へ負担をかけないために、1回200mリットルくらいに目安に分けて飲むことをおすすめします。また飲み物としては、甘いものは避け、お茶や水がよいでしょう。夏場のビールやコーヒ-などは尿の排泄を促すため、飲みすぎると脱水状態を招く恐れがあり、注意が必要です。夏場、ゴルフ場で仲間とお昼からビールを飲んで、いざコースを周ろうという場面をよく目にします。このような時は汗による水分不足も重なり、脱水ががさらに加速します。血液もドロドロになると心臓や脳の血管を詰まらせる原因にもなりかねません。必ず飲み物を携帯し、いつも以上に
多くのお水を飲むよう心がけてください。
また、喉の渇きを感じる前に水分を補給することが、熱中症対策にも効果的です。暑い夏を快適に乗り切るためにも、こまめな水分補給を行いましょう!なお、腎臓や高血圧症などで水分制限がある方は医師の指示に従いましょう。
(保健師 志村麻衣子)