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季刊誌「お元気ですか」2008年10月号インデックス

文中の肩書は取材当時のものです。

適量の果物をどうぞ

皆様は普段、果物を召し上がっていらっしゃいますか。

受診者の人と食事相談をしている時、果物の摂取状況を伺うことがあります。果物を召し上がる習慣の無い人にその理由を尋ねると「食卓にのぼらない」「何となく購入する習慣がない」「食べるのが(果物の皮などを剥くのが)面倒」など、様々です。けれども、果物そのものが苦手という人は稀です。好んで食べない種類の果物はあったとしても、果物全体が好きではない人はあまりいらっしゃいません。

果物にはビタミンCをはじめ、いろいろなビタミン、ミネラルが含まれます。
また、日本人に不足がちとされる食物繊維が豊富です。これらは生活習慣病予防、がん予防、抗ストレスなどに効果があるとされています。さらに、今年8月に厚生労働省の研究班が出した、野菜・果物を多く食べる男性は、あまり食べない男性より食道がんのリスクが半減するという発表は、皆様の記憶にも新しいのではないでしょうか。

嫌いでないのなら、機会があればぜひ果物を摂取し、日々の食生活に加えていただきたいとお話いたします。体にいい事いっぱいの果物を取らない手はないです。季節ごとに違う、その果物特有の香り・色・甘味・酸味・食感を味わい楽しみましょう。

日本人がもっと果物を摂取することを目的に“果物のある食生活推進協議会”がつくられました。その協議会が全国に展開している運動に「毎日くだもの200g運動」というものがあります。国民健康・栄養調査の結果では、20~50歳代の働き盛りの世代は、果物の平均摂取量が1日100gを下回っています。60歳以上になると1日の平均摂取量はグッと増え150g以上という統計結果がでています。時間に追われ忙しい毎日を送っている方はゆっくりと果物を食べている時間も無いということなのでしょうか。

果物は太るよねェ~」という人がいらっしゃいます。もちろん食べすぎはよくありませんが、量を守っていただければ肥満につながることはありません。  また食べるタイミングとしては朝食時がおすすめです。「朝の果物は金」という外国の古いことわざもあるくらいです。実際の1日の摂取量の目安としてはしたの図を参考になさってください。

果物の摂取量目安

(管理栄養士 花里 映里)

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