人間ドック用語解説 | 血液一般
- 白血球数
- 基準値:
- 3500~9700/μl
白血球は体内に侵入した細菌やウイルスなどを撃退する働きを持っています。数の増減を調べる事で感染症や免疫低下の有無を判断するものです。
炎症・感染症・アレルギーなどで増加しますが、喫煙・食後・激しい運動後・ストレスなどでも数値は上がります。
年齢や体質による影響もありますが、極端に数値が増加したり減少したりした場合は、精密検査が必要です。
- 白血球像
- 基準値:
- 好中球(Neut)42.0~74.0%
- 好酸球(Eo) 7.0%以下
- 好塩基球(Ba) 2.0%以下
- 単球(Mon) 1.0~8.0%
- リンパ球(Ly) 18.0~50.0%
白血球は5つの種類(分画)に分けられ、それぞれ独自の働きと特徴を持っています。白血球100個のうち各分画が占める割合を血液像といいます。
感染症・アレルギー性疾患・白血病・貧血などの血液疾患、悪性腫瘍や膠原病、免疫不全など病気によって増減する分画が違うので、その割合で病気を推測する事ができます。
しかし、正常範囲をわずかに外れただけであれば、あまり問題ないことが多いと思われます。
- その他
- 赤血球数
- 基準値:
- 男 438~577×104/μl
- 女 376~516×104/μl
- 血色素量
- 基準値:
- 男 13.6~18.3g/dl
- 女 11.2~15.2g/dl
- ヘマトクリット
- 基準値:
- 男 40.4~51.9%
- 女 34.3~45.2%
- 血清鉄
- 基準値:
- 男 60~210μg/dl
- 女 50~170μg/dl
主に貧血の有無を検査する項目で、貧血になるとこれらの数値が低下します。
貧血とは、血液中に含まれている赤血球やヘモグロビン(血色素)が不足した状態です。女性に多い鉄欠乏性貧血では、血清鉄が低下しますが、血清鉄は日内変動しますので、血清鉄のみ低値の場合は、問題のない事もあります。
貧血には他に消化管出血などの慢性出血によるもの・ビタミンB12・葉酸の不足・骨髄に異常があり起こるもの・免疫の関与により起こるものなどがあります。白血球や血小板の変化もある場合は原因を明らかにする事が大切です
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